勉強になったことを残したい

忘備録として勉強したことをまとめたいと思っています。

読書「仕事が速いのにミスをしない人は、何をしているのか? 」

チェックツールなどミスを気づきやすい仕組みを考えれたらと思い、こちらの本を読んでみました。

 

どんな本か? 

仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?

仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?

 

 

 

amazonの紹介から

 「ミスしない」は、仕事を効率化し、確実に結果を出す最短ルート!ミスは、「するよりはしないほうがいい」というような軽いものではありません。実は、「ミスをしない」ということは、それだけで信頼感が高まり、あなた自身の「強み」になるのです。身近にいる「ミスしない人」をイメージしてみてください。そういう人たちに対して、あなたはほかに、どんなイメージを持っていますか?「仕事が速い」「切れ者」「頭がいい」「要領がいい」「信頼できる」…いろいろあると思いますが、そのイメージはどれも、「仕事ができる」と言い換えられるものでしょう。あなたも、ミスをしないようになるだけで、このような「自己ブランド」をつくることができます!失敗やミスを回避し、仕事を効率化するには、いくつかのちょっとしたコツがあります。コツを本書で体得し、仕事の質とスピードを同時にあげてください。ハイスピード&ハイクオリティの仕事はやがて、人生最高の楽しみになるはずです!誰でもできるのに、意外に知らない「理系思考」の仕事術が満載です! 

感想

「気をつけること」に意識することでなく、「発生させないこと」に意識するのが大事だと思うようになりました。 

 

p.29「ミスを起こすのは、人間や動物だけである」  

「失敗しない人はいない」これは前提だと私も思いました。

(内容によると思いますが、)失敗を責める人もいて、これはこれで大事かもしれません。

ただ相手からすれば反省はできるけど、次も失敗しないかは正直難しいと思います。

例えば、失敗しやすい環境なら環境の方が問題で、学習しないといけない部分であれば学習する機会を作るなど、読んでみて「なるほど」という部分もありました。

そして、ダブルチェックやマニュアルの作り方は色々考えてみたくなりました。

 

p.58「ダブルチェックは、1回目のチェックと同じ動作を繰り返すのではなく、その方法や見方を変えて行うことに意味があるのです。」

プログラミングをやっている仕事の影響もあって、たまにダブルチェックやコードレビューをすることがあります。

例えば、軽くなら書き方が不味いとかという視点はできます。ただ大事なのは「正しい挙動ができているか」なので、仕組みも知らずに見ると正しいか判断が難しい時もあります...

チェックツールとか作りたい理由にもなります。

改善するとすれば、「違った視点をチェックツールでカバー」「(自信がないけど)違う視点で見る」など仕事に生かしたいです。

p.68「悪いマニュアルとは、ずばり、「わかりにくいマニュアルです」です。マニュアルを使う立場からすると、正確さにこだわったマニュアルほど、悪い(=使いにくい)ものが多いように感じます。」

p.69「マニュアルの目的は、そのしくみ全体を理解することではありません。より少ない労力で、誰もが正しい手順を辿れることです。」

...中略...
「たとえ正しくなくても、その通りにやったらできてしまうマニュアルがユーザーの立場にたった「良いマニュアル」なのです。  」

私の場合は、マニュアルというよりもドキュメントとして作る機会が多いです。

分かってはいるけど...時間がたつとルールや仕組みが変わるので正しく動かない時があります。経験があるプログラマだと独自に解釈できる力があるので進めることができるので更新を怠ってしまう理由にもなります。

(つまづきポイントを聞くと、色々な視点のフィードバッグを受けるので勉強にもなります )←直しましょう

 

最後に失敗は何でも悪いって訳ではないということです。

p.264「そこでまず大事なのは、自分が失敗したことにちゃんと気づき、自分の失敗として受け止めること。世の中には、自分の失敗に気づかない人がいます。そういう人は落ち込むことはないかもしれませんが、同時に進歩もありません。」

p.270「逆から見れば、失敗に対して原因を追求し対策をたてていくことは、そのまま自分の「創造性」を高めることにつながります。 」

先輩の教えで「コードを憎んで人を憎まず」という言葉があることを知りました(あるのかしら?)。

失敗した人を責めるのでなく失敗する原因(コード)について考えることが大事という意味です。

 

実行するのは難しいかもしれません。

ただ出来たら著者の言葉のように、創造性につながることだと考えています。